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【2003年7月】

7月31日(木)  木曜日は
『D・N・Angel』。
 大助ついにコクる。きゃあ!

7月30日(水)  先に言っておくと
やっているのは互いに互いの悪魔の代弁人を勝手に務める行為であります。みんなで叩いているわけでも喧嘩しているわけでもない。
 いや、なんか猫とオメラスの話とか読み返していてそれを説明しておかないとイカン気がした。

7月29日(火)  宇河弘樹『スタンダドブルー』
マシュウの対『AQUA』・『ARIA』仮想敵って事で借りてきた。
 えーっと・・・これが『ARIA』よりも良いってのは「Kanonとかのキャラには人間のダークサイドが欠けている」っていう論理じゃないのかにゃあ。
 やりたい事はわかるが詰め込みすぎて作品としての均整を失っているだろうに。このスペック萌えめ、恥を知れ。


 ここからそうそれ。
 「忍恋」といえばもちろん天徳内裏歌合の廿番なわけです。
左 忠見
恋ひすてふわが名はまだきたちにけり人しれずこそ思ひそめしか

右 兼盛
しのぶれど色に出にけりわが恋はものや思ふと人のとふまで

 兼盛が描いているのは「忍恋」が「忍恋」としてパッケージされたまま流通し、交換価値を持って行くという事態で、忠見が描いているのは「忍恋」が交換価値の場―恋愛市場に持ち出された瞬間に決定的に頽落するという事態なわけです。俺様ちゃんは一介のド厨房ですから忠見のピュアっぷりには深く深く共感してしまうわけで、まあこんな時代から厨房・ドキュソという対立軸は存在していたといういい証拠で、天暦の治で知られる英邁の君主・村上帝の「天気もしくは右に在る」というのはつまりそういう事なんだろうなと思います。歌合という交換価値の場で実際に流通し得なかった、という事実性において忠見の「忍恋」は真実味をいや増している、とは考えられていい。研究史とか全然踏まえてないです信じるな裏取れモマエら。
 兼盛側の最先端は多分清涼院流水《カーニバル》三部作ですね。
 続く、うえお久光でそんなに喜ぶなよモマエら、てとこに行き着くはず。

メモ。
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030729

 『おねつい』の話とかはいつになったらできるんですか?
 井出安軌の作品を見るってのは当然井出の空恐ろしいくらいの聡明さに触れるって事でさ、黒田洋介の話ばっかしてんなや世間、とか言いたいんすけど。

7月28日(月)  ジャンプ。
 なんとなく疎遠になっちゃってたんだけど、「武装錬金」目当てに最近毎週読んでる俺がいるね。そんなに面白くない。素直に「カオシックルーン」の方がエロい。スカートの中から武器が、て見覚えあんなあ、と思ったら『インカちゃん』のミサイルだった。
 そうするとね、あれだけ瑞々しい色気に溢れていた『ボンボン坂高校演劇部』の作者にホスト漫画描かれても全然エロくないなあ、ってな事を思わざるをえないわけですよ。『Be Tact!』の保健の先生エロかったなあ、とか。
 90年代前半から中盤にかけてのジャンプ、にわのまことが凡作を連発してた頃ってのを否応なく思い出すわけですね。部数が急激に落ちていった頃を。その頃が俺らの一番多感な頃にぴったり重なってるから。
 ジャンプイズムの敗北と堕落こそが同時代的な問題だったのであって、その抑圧性から白泉男子に転向してナンボやおい万歳、てのはやっぱり十何歳年上の人たちの同時代的な問題意識だと思うのです。というようなジャンプイズム論の宛名は結構な勢いで観音遊歌さんだったりしたのに早稲田へ流したはずの小瓶が藤沢に漂着する、ゆくへも知らぬ恋の道かな。そうかウェブってのは由良のとだったのか。
 どうでもいい。渡る舟人かぢをたへ。
 問題はつまり、そのような時期の象徴的存在であった『とっても! ラッキーマン』とガモウひろしなわけですからして。
 基本的にはつまんないと思うんだけどさ、えっと・・・ひょっとしてミステリファンにとっての清涼院て少年漫画ファンにとってのこの人なのかな、と思いまして。そう思うと、ちらほらと似通った部分が。
 ・・・・イヤな想像になってしまった。
 ラッキーマンの能力、運がいいっていうのはメタ的な能力ではあるのです。続く。

7月27日(日)  るろうに剣心 星霜編
 非常に絵は綺麗で、様々な時制の交錯する凝った構成も魅力的だとは思う。思うけどな。
 あまりにあまりな俺設定の数々には一体何を思えばよいのでしょうか? 困る。
 弥彦が剣路に真の強さを伝授するあたりとかなんだかんだで泣けるんだけどさ。

メモ。
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030727

7月26日(土)  今日の宿題
 えーっとなんだ、鏡に映るのが過去の自分である事と同じくらいに確かな唯物論的条件としてのテクノスケープの廃墟性、ですか?
 景物とは空との界面、成長点の集積体としてのスカイラインを除いて全て死物である、と。
 それ―景物は空間的には内部、時間的には過去の創造の反映としてのみ現前しうる。
 ランドスケイプが美しき勝利のモニュメントであるとするのならば、それは全て過去の勝利のモニュメントであり、またモニュメントとは元来そのようなものである、と。
君が代はつきじとぞ思ふ神風やみもすそ川のすまむかぎりは 経信

 ここには経験的事実としては「これまで」五十鈴川が濁りはしなかったという事しかない。しかし、それが尽きない君が代への確信へと変わる。それはつまり、御裳裾川を澄ませてきたのは君主の徳であるからなのですが、まあこれは素晴らしきもの一般に引き寄せて理解してかまわない。語釈。神風は伊勢、御裳裾川、五十鈴川などの枕詞。意味はないけど清明な雰囲気の創出にも一役買ってるかな?
 火星アクアの海と大地の上に横たわっているのもまたつまり、そのような風景、素晴らしきもの―人類の理性と技術の過去の勝利のモニュメントであり、未来永劫に渡る常勝街道の約束なのです。
 スカイラインにおける創造、成長的な自然物と非成長的な建築物、そしてナノ建材の話はまた今度。ちゅーか手に負えんのかな、俺の。


メモ。
http://www.mg.st36.arena.ne.jp/rev/diary0307.htm#726_1467

7月25日(金)  本題。
 甘やかしたがり、とかお姉ちゃんぶりたいと形容されるところの海お姉ちゃんの演技性って奴もまた断絶のあらわれの一つである、と。
 でもそれは「ドラマみたい」と言いつつ、ドラマを夢見て、実際ドラマの中にいるメタ演劇性とは違う。栞の事は良くわかんないので四葉の話をするのだけれども、四葉っていう子は名探偵である、と自分を定義していてであるがゆえに常に事態の外側にしかおれない。で、いつも寂しい思いをしている。なんかこう、その悪循環を断ち切ってあげたいのだけれどそれはまあ本題ではない。
 どこまでもあくまでもお姉ちゃんの演技ってのはくーやとお姉ちゃんの意思的な努力によって支えられるしかないわけで、そこになんだか良く分からない超越的なものの相貌は現れてこない。
 これがハルヒになるとどうなるのか。続く。


 相も変わらず微妙にずれてねえか?
 アンタ娼館ファンタジーゆわなかった? 『男喰い』ジャンルやゆわなかった? 「少女から見た」とかぬるんだことゆってるの何故? そんなんだからネゲット狙いの痛い系ってゆわれるんよ。
 他者を手段としてのみ扱い、その不実にはまるで目を向けない癒し系の邪悪に無自覚に浸りきっているゆうたやん。『ガンスリ』とか『ヨコハマ』とかの、そのような邪悪に自覚的になる事に由来する背徳的な愉悦とは違うってゆうたやん。

メモ。
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030725

7月24日(木)  もっとしてしておねーさん(アイル、2001年)
 なんかまあいやらしい目的で手を出したのですが、そしてそれはかなり満足のいくものだったのですが、それはともかくとしてなんだか良く分からないゲームでした。
 まああらすじは大まかにはオフィシャルにある通り、長い間入院していた主人公が娑婆に戻ってきて、親戚のお姉さんにあれやこれや・・・なわけですし、娑婆に出てきた喜びと驚きが綴られるあたりとかけっこーぐっとくるんですがつーかそもそものテキストの質はそこそこ高いしエロいはエロいんですが、なんか、ここまでに出てきた登場人物が双方共にアレ。
 主人公は意味もなくショタです。謎のシステムV.C.S(Variable Chinko System)はショタのチンコサイズに関わる思想的問題に即応して実装されたのだとゲーム開始五分で分かる親切設計。・・・・・パケに書いとけや。
 ヒロインがおねーさんなら主人公はショタだろう、というのは微妙に良く考えてあるようでなんだか何も分かっていない発想で、その辺が流石アイル。ショタってチンポの生えたロリでしかないんだからおねーさん好きの胸に響くはずないじゃんよー。
 あと、ヒロインのおねーさんがワケわかりません。「その気になりゃ横田から戦闘機を呼んでくるぐらい朝飯前」なバックを持った権力者ってなんですか。あと、なんで他のヒロインをあなたが調教済みなんですか。
 おねーさんがそんなんなので、エンディングは全て普通の恋愛関係には回収してもらえません。調教するかされるか、そんな殺伐としたなんとやらですよ、常に。ええ。
 なんか、コンセプトに関する作り手の確信の深さとは裏腹にそのコンセプトそのものが上手く伝えられていないようなちぐはぐな印象を受ける。おねーさん→ショタ→マゾゲーってのがあまりにシームレスに作り手の脳内では繋がっていて、でもそれはそんなに自明な事でもないんじゃないかな、と思う。
 アトリエかぐやの何時の間にかコンセプトを見失っていく頭のおかしさとはまた一味違う何かがここにはあるのでした。
 『ドキドキお姉さん』が気になります。参考;最近の姉ゲーの系譜。期間全てキーワード「おね」「姉」で検索しちくだちい。


 佐藤友哉ファンダムで話題騒然の記事。(ソース;The '90s is not END
 「村上→アメリカ文学→佐藤」という構図よりもむしろ「スーパーカー」や「中村一義」の脈絡が説明されている事が嬉しい。
 注釈して脈絡を説明する努力もなしに脈絡もなくオタクネタが鏤められているって言っちゃっちゃやっぱダメなんですよ。
 そんな脈絡をおおよそ分かっているとも思われないのに巧妙にそこの評価を避ける大森望はやっぱり上手いと思った。


メモ。
http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=125231&cmd=
show&num=2003072331059067041&log=207710734&word=
%8Fo%8F%8A



 で、本題はまた先送り。本当にイカやわ。

7月23日(水)  前提をあとから言ってはいけません。
 ごめんなさい。
 ”母性”ってのは、「自然性と肉体性を基礎とした温かな一体感」の事です、とりあえず。「アータフィシャルで観念性の先行する、断絶を前提とするような関係性」ってのはまったくもって姉弟って奴のような気がする。
 演劇的っていうのをこの「アータフィシャルで観念」的な姉弟関係っていうのに接続して議論するのがなんかスリリングな感じで良さそうだ、と誰かがどこかで告げている。
 ひなのんも姉様も、善導するという態度、善性なる観念を弟との関係性に先行させる態度において実に母的でない姉である、と俺は考えるわけです。菊ねえちゃんとか魔鈴さんもね。
 で、この断絶を隠蔽しようとするのがねえねえで、隠蔽しきれないと「幻の幸福」にたどり着きます。今気付いた。ねえねえの行動規範からハルヒに飛べる。けどそれはまた今度。
 断絶の向こう側でもじもじしたりぷりぷりしたりしてるのが巴姉と姉貴。この断絶を断絶として置いた上で恋愛しよう、なんてそんなのはもうドキドキするよね姉貴エンド。
 さて。本題のうみゃですがー。
 以下次回。またかこのイカ!


メモ。
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030723
http://www.dice-jp.com/nocturne/diary0307_l.html#23-06
http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=125231&cmd=
show&num=2003072331058976275&log=206550618&word=
%82%DD%82%E9%82%E0%82%CC%82%F0%82%DD%82%C6%82%E9



 今日の俺。
「嘘っこトンガリKIDS」
 グリグリアニメ版から仄見える男キャラの使い方とか、フロントウィング・grooverが青二の声優を使う事とかにゲームをやってもいないのにムカついてみた俺が口走ったあのヘンの連中への悪罵。
 なんかあとマシュウが『ダークウィスパー』を庇おうと「お前は灯里に欲情していた」って言ってきたので反論したりされたりとか。まとめてうpれ>マシュウ

7月22日(火)  社長、そして田上
 太もも王子の大あばれ。
 いやはや竜王も裸足で逃げ出す見事な暴れっぷりです。
 そんな真っ白な汁・・・一体全体どんな果物を潰せば。
 ・・・ココナッツ? ココナッツクラッシュ? ノア入団?
 実は育毛剤という読み筋も。はえてないのではやそうとしていたところ、人の気配がしたのであわててココナッツクラッシュ。大慌てでココナッツミルクだと言い張るアラシたん。しかしその股間にはべっとりとココナッツミルクではない汁が・・・・・・。

 メモ。
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030721
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030722
http://www.hx.jpn.org/~seiru/diary/03_07.htm#030716b
http://www.hx.jpn.org/~seiru/diary/03_07.htm#030711b
http://www.hx.jpn.org/~seiru/diary/03_07.htm#030710b
http://www.hx.jpn.org/~seiru/diary/03_07.htm#030709b
http://www.mg.st36.arena.ne.jp/rev/diary0307.htm#722_1450
http://blue.sakura.ne.jp/~goldencompass/diary/?date=20030713#p03
http://www.dice-jp.com/nocturne/diary0307_m.html#15-05
http://www.mypress.jp/v2_writers/yokattanetaka/story/?story_id=57564
http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=125231&cmd=
show&num=2003072111058794592&log=207290692&word=
%8D%A1%93%FA%82%CC%82%C2%82%EA%82%C3%82%EA

 せいるさんの更新をおいかけそこねていただけという噂。
 『地球平面委員会』と『学校を出よう』も読まなきゃだめっすかそうですか。
 頑張る。

 「頑張る」と言えば巴姉ですが、『姉、ちゃんとしようよ』の感想を漁っていて気付いた事が一つ。
 俺、本格的に姉に母性を求めてない。だから巴姉(あるいは『姉しよ』全体)に母性を見出したりするような感想には盲点を衝かれました。前も書いた通り俺にとってはただの良く分からない人でした、姉としては。なんというか母親なら母親でいいじゃん姉でなくていいじゃん、という。
 例えば祥子さまとかアリシアさんに母性を見出すかっつーたらなんかそれは違うわけでしょ。というのも彼女達も結局は菊ねえちゃんや魔鈴さんと同じ曲の変奏なわけですから。姉ってのは弟を厳しく優しく善導し、鍛え上げるものです。
 なるほど、と思う一方でじゃあ海お姉ちゃんの甘やかしってのはどうするべいか。あれは母性じゃないのか。
 続く。四葉を経て、ハルヒにたどり着くはずだ、なんか。

7月21日(月)  アラシの股は〜恥毛のない股です
プロジェクトSEX 毛戦者たち
〜パイパンお股に陰毛を呼べ〜
 冒頭の引用は爆天童さんに憑依した山田さん原案、作詞不肖わたくし作曲吉田拓郎の「アラシ岬」。
 番組では半世紀に渡り延々とアラシたんの三角地帯をブラシで叩いたり蟻の門渡りに養毛剤をぬったくったりしてきた家族の苦闘を紹介する。
 最後は見事アラシたんのケツ毛とマン毛が合体し、「アラシの股は〜お毛ゝぼうぼうの股です」と歌って〆。
 そんなお話をしていたような気がします。気のせいです。

 マリミテマツリにちらっと顔を出してその後の飲み会に行ってきた風味です。
 詳しい事はの方々のレポートを参照していただければお分かりいただけるかと。
 もう一つのグループで固まっていてあんまり話題の真ん中にはいなかったのでした。隅っこのほうで隅っこらしく志摩子さんは恥毛と乳首毛が繋がってるとかなんかそんな話を。
 俺らの卓にいたのは香織派みつきち東ガル会のお二人GUMPの中の人の六人でした。
 四季折々のかおるさんの管理人だ、と名乗ったところ梅香さんに「そうだったんですか」と驚かれるの巻。閲覧者さんや! 初めて見た! いやマジで。こんな偶然てあるものなのか・・・。
 えっと、DALさんとかソガさんとかはお会いした時には最早ネットパルだったので、普通の閲覧者さんにお会いするのは初めてだったりするんですな。かなり嬉しい。
 飲み会が終わったあとは新宿でカラオケ。
 そのあとはいおく兄貴に徹カラに誘われたので行こうと思ったのに、切符を払い戻している間に置いていかれました。
 仕方がないので恨むとか下種の勘繰りをするとかします。駅員の態度の悪さとかも含めて。昔っから駅員て俺に対してムカつく態度をとりまくって来るんですが、それって駅員には精神的に歪んだ人間が多い事の証左ですかそれとも俺が不運なだけですか?
 俺は前者だと信じてやみません。


メモ。
http://www.mg.st36.arena.ne.jp/rev/diary0307.htm#720_1436


 なんだそりゃ。
 にわかファンが増えなくて良かったです、とか毒づけばいいのかしら?


 今日の『ARIA』。
 三巻でアリスと晃が登場する事によって、お話はますます『マリみて』めいてくるわけですが、その事が返ってアリシアさんと灯里の直接的な関係を照らし出すのが面白いと言えば面白い。続く。

7月20日(日)  天野こずえ『ARIA』2巻
 冬なのでおこもり&夜更かしなお話。
 『AQUA』一巻から読み返してみると、アリシアさんが最初期はもっとべたべたかまってくる人だった事に気付くのです。
 というか、もっと露骨に先輩ぶりたい人だった。
 それが昇格試験あたりから微妙に態度が変わる。
 それからのアリシアさんと灯里の関係は一言で言えば非対称的で、アリシアさんが灯里という女の子、後輩でも弟子でも新入社員でもない灯里という女の子に直接向かっている節があるのに対して、あくまで灯里はアリシアさんの技術を尊敬するところからなかなか出ようとしない。実はそういう態度ってのは藍華にも共通していて、だから藍華もアリシアさんが火星一の水先案内人である事にひたすら拘り続ける。
 それは彼女達の未熟さの証拠でもあるわけだけれど、そんな未熟な二人をアリシアさんは優しく見守り続けます。
 いつか灯里が自分を見てくれる事を信じて。
 それを信じるに足る、とアリシアさんが信じられるのは、つまり灯里が成長しているからで、それが端的に示されるのはなんといっても「雪虫」のエピソードだろう。夜光鈴との別れで泣いてしまった彼女が雪虫との別れにまた泣いてしまうのではないか、と顔を覗き込むと、はたして灯里は笑顔だった。その笑顔を見て、アリシアさんは大いに驚き、それから大いに喜ぶ。半年の月日が確実に灯里を大人にしていた事に。ここの表情の変化の繊細さはまったくもって百合の真髄と呼ぶべきものであって、あれだけ造作が安定してないくせにこういう表現は出来るこの作者の漫画力はやはり尋常ではない、と思う。
 結論?
 アリシアさんの百合版光源氏計画最高。


微妙なキャラデザ。GF団 より)
 綺麗な事は綺麗なのだけれど。阿部恒って器用なのか不器用なのか良く分からない気がする一方で、相田絵を極限までマッド絵に寄せるとこうなるのは必然て気もする。CLAMP絡みだと原作に出来る限り寄り添ってるのに何故今回ばかりは? ・・・好きなんだけどね、阿部恒。
 とまあキャラデザは不思議なのだけれど、それ以前にキャストが凄い。
ヘンリエッタ・・・キュ〜トなバブルス
リコ・・・キルア
トリエラ・・・ゆうぴー
クラエス・・・ナージャ
アンジェリカ・・・カリンカ
 ・・・なにこれ?
 いや仙台エリはゆうぴーとかなんとかいうまでもなく仙台なんだけど、にしてもよくもまあ似たようなキャリアの変な声ばっか集めたもんだ。


 こちら。
 好意か悪意か、は純粋に意図によって決定される気がしますので、やっぱり好意的ではあるんじゃないでしょうか。無論、だから肯定的に評価しなければならないなんて事はないですし、その好意を受けてムカつく事が間違っているのでもないわけです。
 ・・・てなんにも言ってねえな、これ。


メモ。
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030720
http://www.angel.ne.jp/~kobamos/digest.htm?07201103#2003072001
http://minced-cadaver.hp.infoseek.co.jp/
http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=125231&cmd=
show&num=2003072001058669610&log=201540117&word=
%83n%83%8B%83q%83%8A%83%93%83N%82%F0%8F%84%89%F1%82%B7%82%E9

7月19日(土)  わーい。
 友哉たんの新作〜。
 『新現実』の奴の第二話もまだ最後までは読んでなかったりするんですが。「僕は唯一者なんだ」ってのは普通に泣けるいいフレーズだと思ったのに。
 相変わらず文章上手いよね、この人。単に。見過ごされがちだけど。『フリッカー式』がS-nery通ってない人にも受け入れられてるのはつまりそういう理由です。
 どこがどう西尾やら舞城やらと似てるんだ。佐藤友哉が似てるのは笠井潔に決まってるだろうに。あくまで世代体験に拘泥するところとかミステリ形式に対する意識が高すぎるとことか純文好きなとことか小説に先行して理屈があるところとかそっくりやっちゅうねん。

 メモ。
http://www.puni.net/~anyo/diary/new.html?07192200
http://maijar.org/word/tukibetu/200307_2.htm#030717
http://www.mg.st36.arena.ne.jp/rev/diary0307.htm#717_1415
http://www.mg.st36.arena.ne.jp/rev/diary0307.htm#718_1422
http://www.naucon.org/person/giovanni/d/2003-07.html#15_3

7月18日(金)  天野こずえ『ARIA』3巻
 前作に引き続きgooglicityの低い同人ゲームの事ではなく。
 心地良い関係が人々の聡明さによって支えられているのが良いです。それと、風景がテクノスケープである事を描いてる人がいつでも胆に銘じているところも。
 とか言ってる間に二巻買ってなかった自分に気付いた。逝ってきます。


 はい、わかってます。
 でも、その3は一応作者の人が好意的なつもりである事は認めてあげてもいいんじゃないでしょうか。
 『神様のパズル』はあまりにあまりなんで誰かに読んでもらいたいんだけどなあ。そいやこの大森先生の悪口は彼の『神様のパズル』評価を念頭に置いていたのでした。漠然とはこんなような。書いてねえけど。書き忘れたけど。

 いちいちごもっとも。
 でも、下手すりゃ何も書けなくなる、というのはそんなに心配しないでいいような気がします。なんか、何かを言いたがる人っていつでもいますし。俺とか。

メモ。
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030718
http://d.hatena.ne.jp/youkanD/20030718
http://www.angel.ne.jp/~kobamos/diary0307a.htm#2003071303
http://www.tacck.net/~gray/diary/?20030718#18-2
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/2665/geobook.html

7月17日(木)  「遅れてきた白泉男子」症候群
 「遅れてきた白泉男子」症候群・・・白泉男子になるには若すぎた世代が、思春期のありあまる繊細さをそれはどうにも微妙だ、というものにぶつけてしまうビョーキ。
例; 村山由佳がはやる変な男子校、アニラジにはまった挙句S-neryファンに成り下がるetc。
 つまりそれは彼らは間に合い、我々は間に合わなかった事実自体が抑圧を構成すると言うことに他ならないのですからして、その抑圧への抵抗として白泉男子世代以前の歴史を切り捨てようと言う動きが出てくるのは当たり前っちゃ当たり前なんですな。


 今日のお当番。
 今度は「言葉狩り」を言葉狩りですか。
 はっきり言えば、俺にはkagamiさんの文章よりもあなたの文章の方が不快でした。
 「ハルヒの評価については全く触れていない事」があなたの文章が言葉狩りではないという評価に繋がりえるという、その論理がわかりません。その事こそが俺があなたを「言葉狩り派」として批判する理由ですのに。「俺が気に喰わないのは「正当な内容の文章であるにも関わらず表現を言葉狩りして門前払いした」事ではなく、「正当な内容かどうか評価せずに表現を言葉狩りして門前払いした」事」と書いてあります。
 ところで人間としての最低限度のラインをホモ・サピエンスである事から引き上げ、そのラインの下にある人や物を批判する、という論理はkagamiさんのそれと全く同じ構造なのですが、そのへんに関してはどうお考えでしょうか?
 構造という入れ物が同じならば今度はその中身の話になりますが、他人の文章もきちんと読まずに、俺の読解の正確さに目を閉じる事で成立する、あなたの主張する礼儀なんかよりもkagamiさんの言う共感能力の方が俺にはよほどまともな基準に見えます。

メモ。
http://home01.isao.net/godspeed/diary/0307a.htm
http://home01.isao.net/godspeed/top.htm
http://d.hatena.ne.jp/youkanD/20030717#1058418373
http://minced-cadaver.hp.infoseek.co.jp/
http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=160667&cmd=show&num=
2003071741058453736&log=209760939&word=
%8F%DB%92%A5%8AE%82%CC%82%CD%82%C8%82%B5

http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030717


 なんか忙しいのう、意味もなく。しとねの描くアルクェイドは可愛いなあ、とか、みんな春歌に優しく誠実に接しようぜ、とかそんな話を出来るのは何時のことやら。

7月16日(水)  遅れてきた白泉男子
 世代のキャッチフレーズとして唐突に思いついてみた。


 感動的な事態の中枢近くに位置しながら雑務に追われてそれをじっくり味わうヒマもない俺様に萎え。
 いえいえ、感謝したいのはこちらのほうです。
 本当にもうなんと言っていいのか、今なら奇跡は起こるって信じられます。

某所。
>781さん
 サミットは成り立たないでしょう。しかし、ここはサミットではない。たかだかウェブ上での意見交換にサミット並みの作法を要求されても困ります。
 俺の立場は7日の日記に分かりにくく書いてあります。
 もうちょっと分かり易く踏み込んだ内容は、あんよさんとkagamiさんの意見交換が一段落するまでお待ちください。今準備している最中です。

>782さん
 東さんの件は、事実誤認と推論の怪しさ及びそこから導かれる結論が妥当とは思われない事を批判し、その批判に真摯に答えようとしてくださらなかった事をさらに批判したまでです。
 それが今回の件における俺の主張の説得力をどう減じるのでしょうか。

>786さん
 ご理解いただけたようで幸いです。

 皆さんと俺とのスタンスの違いがまあご理解いただけているようですので、基本的にはこの辺で反応を打ち切らせていただきたく思います。

メモ
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030716
http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?user=
160667&cmd=show&num=2003071741058377596&log=
204290392&word=%93%8A%9A%DE%92%CA%90M

http://flurry.hp.infoseek.co.jp/200307.html#14_3

7月15日(火)  常在戦場。
 いや戦場ってこたあないが。
 ここ。
 普通、好きでもない相手の手なんて触らないと思います。その「好き」の内実が問題なのであって、その「好き」に性的/非性的の別があるはずだ、と言うのが俺の問題意識です。この場合の性的ってのはセックスや恋愛と関わりがあるという意味です。この場合の非性的な「好き」をとりあえず友情と呼んでみただけの話です。
 itoさんの性的という言葉の用法は俺の友情以上にヘンだと思うのですがそれもまたセジウィックから引いてきたものでしょうか?
 さて、同人誌において18禁が排除される、とは、(俺の言う)性的な読みが排除されると言うことです。二次創作とはまずもって批評的な営為ですから。
 少年誌ラブコメが性的に読まれる事の反映として、そのような作品のエロ同人はあります。『ラブひな』同人誌のエロ率の高さなどはつとに知られたところであります。

 そうなると、男性同士の非性的な好きの全てがホモソーシャルな絆なのかどうかになります。
 これを書く時間はあるのに外には出られない微妙な忙しさで、セジウィックの原典に当たりに行く時間が取れないのでご教授願いたいのですが、セジウィックの立場は性愛以外に由来する人間同士の絆を認めないというものでしょうか?
 そうであるのならば、その理論からは例えば『魁! 男塾』に描かれていたような友情なんかは、まっすぐ歩く話でちょこっと出てきた女子大生とかが交換されたとか言うのは流石に詭弁ですので、フィクションでしかありえない関係であるとされるのでしょうが、それならばフィクションは昔からそのようなありえざる関係を描いてきたと言えてしまう。
 どの道片面的な議論であろう事は容易く予想されますので、全面的な真理として受け入れる事には抵抗があります。

>関係妄想。
 めぐんさんの用法は必ずしも間違いとは言えないはずです。
 医学用語の関係妄想は確かに「自分と誰かの関係を妄想すること」であり、「テレビが俺の悪口を言っている」として良く知られるところの統合失調症の代表的な症状であります。そんなのは常識です。
 しかし、この言葉を字義通りに解釈するなら「なんらかの関係に関する妄らな想い」という意味でしかないのであって、それが自分と何かに限定される必然性はありません。日常的な語彙とテクニカルタームで同じ言葉が違う意味で用いられる、というのはよくある事です。それは、テクニカルタームの方が正しいとか、そういう事ではまったくない。


 はい、承りました。
 そんな大役を俺程度が務めていいのか・・・とも思わないでもないですが、乗りかかった船です。最後までおつきあいさせていただきます。

某所。
>758さん
 記名で、名指しで相手を批判するとはその面倒くささを引き受ける覚悟があってはじめて許される事なのだと思います。
 その覚悟がないのならばそちらのスレに叩き書き込みをすればいいだけの話なのですから。
 もう一度言いますが、この種の覚悟なんてのはよほどのヒマ人かよほどのつわものにしかアクセスできないレアな資源であります。因みに俺はヒマ人のほう。
 記名で覚悟完了な層のみに言説が独占される状況を緩和する、匿名の言葉を拾い上げる装置としての2ちゃんねるの価値は極めて重いものだと考えます。
 あと、サイト運営ってそもそもとても面倒くさいものであって、にもかかわらずそれをしている管理者はその面倒くささと引き換えの何かは手に入れているはずなんです。あるいは面倒くささそのものの中になんらかの快感が潜んでいる事もあるでしょう。じっくり議論する面倒くささってのはそんなサイト運営の本質的な面倒くささの一部であって、それを拒絶するのはサイトを運営する事を拒絶するのに近いと思います。
 内容を受け止めて議論するつもりがないのならばコメントしなければいいまでの話です。議論するつもりはないけれど腹立ちは吐き出したいのならばただ「ムカついた」とだけ書けば良い。リンクしてコメントする、というのはやはりそれ以上の責任を引き受ける事の表明に他ならないのです。

>761さん
 こちらこちらこちらをご覧ください。
 こばもすさんの言葉遣いはかなり乱暴ですが、それがソガさんがこばもすさんの見解を却下する理由にはなっていない事が見て取れるかと思います。このこばもすさんの物言いの乱暴さとkagamiさんの物言いの論理は通した荒っぽさの間に決定的な差異があるとは思えません。さらにはこちらを。
 なお、言葉狩り派の対応はあんよさんのような方が現れなくとも拙いと思いますし、あんよさんの対応も言葉狩り派の対応の拙さと比するまでもなく尊いと思います。

>769さん
 どこが誤っているのか具体的にご指摘願いたいです。
 俺のためにスレ違いの話題が続いてしまっている事は申し訳なく思っております。

>770さん
 この事件を通して俺が考えた事を俺が俺のサイトに書く事はなんら悪いことではないはずです。
 その私的な感想にスレの皆さんを巻き込んでしまったことは大いに反省すべき点だとは思いますが。

>771さん
 そもそも元の話とはなんだったでしょうか?
 kagamiさんの言葉遣いでしょうか。それが乱暴であったと言う事は多くの人々の指摘するところですが、その指摘はもう終わりにしたってかまわないのではないでしょうか。そんなに延々引っ張るべき話題とも思えませんし。
 俺がここ、俺のサイトで何を話題にしようと、公序良俗に反しない限り俺の自由であるはずです。だったら、kagamiさんの言葉遣いから派生した問題について言及するのだって俺の自由なわけでして。
 派生した問題が元の問題とずれているのは当たり前の話でしょう。

メモ
http://www.mg.st36.arena.ne.jp/rev/diary0307.htm#714_1401
http://d.hatena.ne.jp/musasabin/20030712
http://d.hatena.ne.jp/sakaimanami/20030711#p5
http://d.hatena.ne.jp/hadukiti/20030710#p1

7月14日(月)  良い事ってのはあります。
 素晴らしい。
 リンク集を作った甲斐がありました。
 今缶詰中で手元に『涼宮ハルヒの憂鬱』がないので詳細なご返事はまたのちほど。
 
 某所
>730さん
 相手がkagamiさんである事やkagamiさんがどんな人であるかはこの際関係ありません。そういうのとは関係なく、「あんな(反論するとっかかりすらない)理由でリンク攻撃」をしてはならない、と言いたいわけでして。

>736さん
 「批評の仕方」だけしか問題にしない事そのものを問題にしているのです。
 批評の仕方が問題となるべきなのは、それが誤った議論に結びつくときだけであって欲しい。ほとんどもうkagamiさんとは関係のない俺の個人的な信念ですが。

>745
 勿論知っています。
 通常の意見交換の範囲内だろうと思いました、少なくとも最初は。
 結局歩み寄れずに感情的なレスが交わされる事にはなりましたが、それでも歩み寄ろうとされた事自体はそういうものとして評価すべきだと思います。

>749さん
 疑いはもっていますよ。7日の日記に分かりにくく書いてあります。
 でも、それは一旦棚上げにしての擁護です。

>750さん
 別にkagamiさんを庇い立てする義理は俺にはないです。
 でも、同じような切り口、同じような論点の文章ばかり読まされると、むくむくと天邪鬼な気持ちにもなってくるわけで。他人を人間じゃないと言う事はなんぼか悪い事かも知れない。だからと言ってそれを言った人間を多対一でリンチに掛けていいのか。いいはずがない。そういう気持ちがあったのは確かであって、それはkagamiさん擁護といえばそうなのかも知れません。
 たとえ話をすれば、犯罪者に対して犯罪を犯した人間をどうすればいいのか、という事です。両方逮捕すればいいに決まっているでしょう。無論kagamiさんもkagamiさんを批判している人も犯罪者ではないし、俺も警察官ではないです。あくまでたとえ話です。

>751=752さん
 単純に、虚無性についての指摘は面白い、と思ったのです。
 その面白い指摘について検討もせずに人間じゃないと書いているだけで切り捨てるのは非常にもったいない。
 むしろ問題視しているのはだからYU-SHOWさんではなく、羊羹さんの発言であります。

 それはそうと、あんよさんにきちんと応答を返されたkagamiさんは、少なくともその事に関する限りは皆さんの仰るような最悪の人物ではないと思うのですが、如何でしょう?

メモ
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030714
http://www2e.biglobe.ne.jp/~ichise/TODAY/2003_07.HTM#13_0


 で、これ。
 それでは『マリみて』同人における18禁排除傾向、『ステルヴィア』のしーぽんと光太のキスに対する批判などはどのように説明されうるのでしょうか?

7月13日(日)  心情的には納得しても道義的には納得できないって事はあるだろうさ
 いつも見てるわけじゃないけど、こういう事をやるんなら該当スレのチェックくらいはするでしょう、普通。
 あんよさんの7月13日付け日記
 恐縮です。虚無性に関しては色々と思うところもありますが、大筋であんよさんの仰るとおりだとは思います。
 それはそうとkagamiさんにはあんよさんの意見に答える義務はないわけで、だから一往復さえも望めないかも知れない事が哀しいです。
 時間がないので今日はこの辺で。
 関係あるのかないのか微妙な事として、でも、皆のその想いというのは、あんまりハルヒの幸せには繋がるような形のものではない。それが悲しい。 というのは俺のこの作品の感想の核となるほど綺麗に重なるな、と思った。
 まっとうな青春小説のそのまっとうさを気恥ずかしさも含めて評価できる筆致が欲しい。

 メモ。騒動も終息に向かいつつあるのかしら。
http://d.hatena.ne.jp/senriyakou/20030713#p1
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030713

7月12日(土)  暫定まとめ
 「本にどんな感想を抱こうと勝手だが、その感想が他人に対する攻撃になってはならない」というのは大分わけのわからないルールでさ。記名で自分の意見を世界に向けて発信している以上、その意見の背後にある人格、精神性にまで踏み込んだ批判や罵倒が返ってくる事は当然覚悟していなければならないはずだろう。そこで実際にそんな批判が届いた時にそんなのはひどいとだけ言って逃げるとはね。全く持って人間性を疑う。それがしかも機械的な言葉狩りとして表れるにいたっては!
 覚悟がないからまあ人様の機嫌を損ねない程度の無難な事だけ書き綴っておこうってんなら2ちゃんねるで名無しでもやってりゃいい話じゃん。別に名無しを馬鹿にしてるわけじゃないです。覚悟なんて出来ない事もするわけにはいかない事もある。覚悟ってのはその批判に応じられる外的条件の整った特殊な人間だけがアクセスできるレアな資源ですから。
 人格やら精神性やらへの批判は答えにくいがゆえにディスコミュニケーションを起し易いってのはあって、それは一半ならぬ説得力を持っているのだけれど、今回のkagamiさんの文章に関する限り、ハルヒ支持者の人間性が攻撃されねばならない理由ってのは明示されているのであるからして、そこに対して反論を加えていけばいい事は明らかだろうに。それを怠って臭いものには蓋式の言葉狩りに汲々とする連中を俺は憎悪してやまない。こことかこことか。
 と、そんなやさぐれた事を考えていた矢先に、くるぶしあんよさんの日記
 いやもうお流石としか。これが建設的な批判というものです。あんよさんの文章はシスプリ考察も素晴らしいので皆様こんなやさぐれ日記読んでるヒマがあるんだったらとっとと読みに行ってくださいませ。心がぐっと豊かになります。
 kagamiさんも言葉狩り勢力に屈して一度公開した文章を改竄してよしとするんじゃなくて、こういう真摯な批判にこそ応えて対話して欲しいと思います。そういう対話を拒絶して自分の意見を一方的に押し通したがるような方ではkagamiさんはないだろうと信じます、好き好きお兄ちゃんの一愛読者として。


 さらにメモ。
http://www.startingweb.com/bbs.cgi?job=view&bbsid=752&mid=1283
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030712
http://8502.teacup.com/freanichama/bbs

(追記)
 見落としてたので。
http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/7971/zatubun1.htm#10
 俺が上で言ってるのもそこそこ近い事ではあるような。
 つまり良識を隠れ蓑に真摯な議論を回避するような態度の邪悪さをこそ俺は指弾したい。
(追記2)
 これは一応言い訳しておいた方が良さそうやね。どこのサイトの中の人ですかとかそういう意地悪は言わずに。
 あんよさんとkagamiさんの間で真摯な意見交換が一往復はすればそれでかまわんのですよ。たった一往復。おおよそ歩み寄れるとも思えないので、建設的な合意なんてのは形成されないんじゃないかと悲観的に予想してはいるけれども、それでもある言説があり、それに対する真摯な批判に真摯な応答がなされる、という事はそれ自体で尊い。たとえ結果が喧嘩別れに終わったとしても。こじれにこじれてkagamiさんが「永久にお引取りください」を発動させるような事態になったとしても。
 一応指摘しておけば、kagamiさんの決め台詞とされる「永久にお引取りください」は最近あまり使われていないし、直近の一回は幾度かの意見交換を経てから出たものだったはず。

 それはそうと、俺の発言が言葉狩りになる根拠が何度読んでも良く分からん。
 言葉狩り派の人々は「書評の正当性はその表現による」と主張しているわけで、それが間違いだと指摘するのに何故kagamiさんの文章の内容的正当性が必要になるのか。内容が正当な文章だから内容によって評価されなければならないわけではない。クソな文章であっても内容によって評価されてからクソだのクズだのと称されるべきだと言いたいわけだから。
 「憎悪してやまない」てのは典故を引いたまでです。「気に喰わない」くらいの意味だと思ってください。
 俺が気に喰わないのは「正当な内容の文章であるにも関わらず表現を言葉狩りして門前払いした」事ではなく、「正当な内容かどうか評価せずに表現を言葉狩りして門前払いした」事です。
 内容が正当かどうかはそれこそYU-SHOWさんとか批判された(本当にそうなのかは極めて微妙だと思うけれど。ここ以外に根拠はないし。)人が決めればいい事だと思います。俺が決める事ではない。(2003.7.13)

7月11日(金)  迂遠に。
 キャララ!!行きました。目当ては湯のみ
 湯飲みをもらった後はヒマな事この上なかったんで、ブックタワーで『趣都の誕生 萌える都市・アキハバラ』(森川嘉一郎・幻冬舎)を立ち読みしてました。
 いやあ・・・・・泣ける。大資本により迫害され続けたあるトライブの艱難辛苦とエクソダスと、そして勝利と栄光の物語。宮崎勤事件以来の大迫害に耐えて耐えて耐え抜いて、渋谷の裏通りからエクソダスして約束の地、アキハバラへ! 全編アキハバラへの愛情に溢れていてたまらんです。
 もうね、道行くアキバのオタクさんに片っ端から抱きついて「俺はみんなを愛している、おまえたちみんなを!」と言って回りたい気分になりましたよ。雑然たるアキバの景色が何故か愛しく思えましたよ。
 これ読んで泣けない奴は人間じゃないねっ。鬼か悪魔かあるいは共学モテ系だねっ。
 というのは人間ならばこれで泣ける、という言及の対偶でしかないわけです。人間である、というのは作品を楽しむ最低条件と見做せますから、何のことはない「読めば絶対泣ける」と言ってるだけなんですね。「ハンカチをご用意ください」とかとおんなじ。
 それを差別発言だのなんだのと言葉狩りに精を出す輩の方がむしろアホやわな。
 言葉狩りが悪いのは問題の本質から目を逸らす事に繋がるからであって、kagamiさんが提議した虚無(ってまとめちゃっていいですか?)についての問題に言及しているのがこのメモの中にどれだけあったのか。ほぼない。
 kagamiさんの文章が人格攻撃(一般論の範疇に留まっていると言えない事は全くないけど)であったとしても、それに対して人格攻撃を返してたんじゃただの泥沼だろう。無礼者には無礼に接していい礼儀なんて、礼儀の名に値するだろうか?
 それはそうと、kagamiさんがかつての宿敵・鍵っ子と同じ「人間じゃない」というレトリックを使った事を責め立てられるというのも因果な話で。
 虚無の話はまた今度。時代感覚の問題じゃなくて若者文化ってそういうものなんじゃないか、と思っているのだけどどうでしょう。


 さらにメモ
http://d.hatena.ne.jp/kitakami/20030711#p1
http://www2e.biglobe.ne.jp/~ichise/TODAY/2003_07.HTM#11_3
http://www.cypress.ne.jp/hp10203249/p/0307a.html#p030709a
http://www1.odn.ne.jp/~usitora/taw200307.htm#2003-7-14
http://webmania.jp/~keitsuda/index2.html
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/8678/#030710

7月10日(木)  梨紅たん
が可愛すぎてもう死ねます。
 田中理恵が川田妙子よりも一回り近く若いというのは想像を絶する事実であるな。
 梨紅たんはヒロインでありますればマッハ堕ちしてはならないのであります。
 原作がどうであれ、梨紅をヒロインに据えるのならば大助→梨沙→ダーク→梨紅→大助の四角関係など成立していてはならない。梨紅の価値が梨紗を通じて相対化などされてはならない。少なくとも、彼女が絶対的に可愛い事が定位されるまでは。それが定位された今だからこそみおは登場できるのは言うまでもないっすな。
 そこで、番組開始当初の梨紅をヒロインとして立てるための戦略ですが、それはギャルゲーム性の媒介者としての声優って話になります。
 つまり当て込まれた浅野真澄人気が逆説的に強化する、中山さらへの萌えの話、というか浅野真澄の存在の中山さらの隣に並べたときにどうしようもなく帯びる暴力性を梨沙へと転移させて萌え阻害を起す話。

 メモの続き。てけとーよ〜。
http://www4.ocn.ne.jp/~temp/nise.html
http://d.hatena.ne.jp/youkanD/20030710#1057823187
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1057053616/l50
http://www.ne.jp/asahi/yu-show/sukisuki/200307a.htm#09
http://hx.jpn.org/~seiru/diary/03_07.htm#030708c
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030710
http://www.uranus.dti.ne.jp/~beaker/?07082017#0708
http://maijar.org/word/tukibetu/200307_1.htm#030710
http://d.hatena.ne.jp/CAX/20030710#p1
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mystery/topics/200307b.html#11_t2
http://head.as.wakwak.ne.jp/games/#191030711

7月9日(水)  ハルヒ。
 特設コーナー更新してみる? まずは準備代わりのメモ。
 この辺は反応って事で。
http://www.ne.jp/asahi/yu-show/sukisuki/200307a.htm#09
http://members.jcom.home.ne.jp/vampirdzhija/#030709
http://www2.diary.ne.jp/search.cgi?
user=160667&cmd=show&num=2003070931057725819&log=205990562&word=
%88%D9%94\%8E%D2%83o%83g%83%8B%94R%82%A6

200307.htm#07
http://bbs8.otd.co.jp/802963/bbs_plain?base=419&range=1
http://www4.ocn.ne.jp/~temp/suzumiya.html
 餅は餅屋でスレ住人にまかせておけって話はあるけど。
 別口のハルヒ絡み。
http://tcup7128.tripod.co.jp/dallet/bbs
http://www.angel.ne.jp/~kobamos/diary0307a.htm#2003070104
http://www.angel.ne.jp/~kobamos/diary0307a.htm#2003070602
http://www1.cds.ne.jp/~tp/books/readone.cgi?tnum=169
http://homepage1.nifty.com/fluorit/fss.html#12
http://www.mg.st36.arena.ne.jp/rev/diary0307.htm#708_1370
http://d.hatena.ne.jp/CAX/keyword/涼宮ハルヒの憂鬱


 流石にひどい。
 アレクかヤマケンかと思っていたところ、さらに軽い田村だったという。
 桜庭―シウバって一回戦から実質決勝戦じゃねえか。
 なんかなー。これで吉田優勝しても説得力全然ないにょ。何度も言いますが僕はアンチ吉田です。

(追記)
http://www.puni.net/~anyo/diary/200307.html#20030709
 こんなところにまで。
 ハルヒにかまけている間に鈴凛へのおめでとうを忘れていた俺は最低です。自宅にいたら忘れなかったのにぃ。
 ごめん。ホントごめん。お詫びに今度食事でも。いや、決して餌で釣っているわけではなく。

7月8日(火)  補足
 ムトウ監督だし、なんて書くとまるで俺がムトウ監督を評価しているかのようですがそうでない事もなきにしもあらずと言うか高橋久美子よりは室井ふみえこれ常識、とは思うのだけれどロビンたんをどうしてくれようあれは村瀬って事でファイナルアンサー? 
ファイナルアンサー。
 なんでしょうね、面白くもないし重要でもないけど義務的に見るのには丁度いい感じ、を受けるのです、ムトウ監督からは。『みすてないでデイジー』とか全部見たし、なんか。

 阪神マジック点灯。
 確かに強い。

7月7日(月)  はっはっは。
『涼宮ハルヒの憂鬱』なんぞでブチ切れてちゃあ『神様のパズル』なんかは正視できませんぞ!?
 この感想は難産すると子供の首に臍の緒が絡まって能酸欠でイカン事になる、という喩えの通り何度も直したのにまだ直すところが見つかって、とりあえずこれは青春小説としては不成立だ、という一文はどっかに入れたいところ。
 それはまあ、結構どうでもよくって。
 『天使のベースボール』あたりを読むと、「作者の欲望だけに忠実に書く」というのがどう言う事か、それがどんなに『涼宮ハルヒの憂鬱』と相異なっているかが分かるわけで、つまり人間その気になればもっといろんなものを蔑ろにできるんです。谷川先生はその辺でまだまだ野村先生には及びもつかないと言っていい。ていうか及ばんでいい。
 そうは言っても野村先生同様に谷川先生が本質論を見失ってしまった以上、それもかまわないと思えるほどに拘った何かがあるはずで、それはやっぱり読者サービスではないか、と思うわけです。
 目の前にある言葉と向き合っていく以外に作家に出来ることなんてあるはずないんです。言葉ってのは他者そのものだから。
 言葉に外在する他者=読者とやらを想定しろという、文芸サークルなんかに所属してると知ったか顔の先輩にさんざ吹き込まれる言説をだから俺は信用しません。プロの世界でそういう物言いが流通しているのは編集者という具体的で即物的なシステムがあればこそです。
 作家がそのような読者を想定して、目の前の言葉をそちらへ寄り添わせようと決断する事は、にもかかわらずないではないように見受けられます。そのように書かれたのだろう、書かれたと考えると整合的に解釈できるテクストにはしばしば遭遇するからです。
 この作品もまた、そのようなテクストであろう、と。
 なんか迂遠だな。
 つまり
1、読者は主に男性で
2、男性読者は男性主人公に感情移入するもので
3、だから男性主人公が疲れる事をすると読者を疲れさせるので良くなくて
4、で、男性読者は女性に囲まれたがっている
 という前提に忠実に書いたんだろうな、と。さらに先回りしてみくるに振られ属性を付与しておくあたりの手際のよさとかにやりすぎ感は漂うわけですが。

 今回の2chにスレの立っているあの人は微妙に粗雑。
 それは笠井先生が言っている事ではなくてバリー・サンダースが書いている事でしょうに。原典に当たってないからサンダースが書いていると笠井先生が書いている事、としか俺には言えませんが。僕の推測は間違っていますか?余談ながら笠井先生は佐藤友哉をどうしても舞城の亜流としてのみ捉えたいらしい。あんなに交換不可能なものにしか言及しない作家も珍しいと言うのに。なんだろうな、エキサイトブックスの佐藤友哉の扱いにもなんかそういうわかんないのにわかったようなふりをしたいものを感じる。わかんないならわかんないって書けばいいじゃん。S-neryなしで90年代を生き延びられたんなら佐藤友哉なしでもアクエリアンエイジを生き延びられるよ。佐藤友哉の作中の諸要素の交換不可能性は『クリテロ』のトリックをアレのから『哲学者の密室』のに置き換えられるかって考えてみれば分かると思う。絶対無理。
 さて。『涼宮ハルヒの憂鬱』の読みどころはハルヒの主観的認識と客観的認識の間の埋めがたいズレなのだと思います。
 彼女が神だ、というのはあくまで客観的(って言っていいのかな。わかんねえ)な認識によるものであり、主観的には彼女は自分の能力を全く認識できていない。
 彼女が思っているほどには世の中ってのは悪くない。言ってしまえば彼女は若いからギラついてるだけなんですよ。
 そういうギラついてる若いのってのはまあ、大事を起す前に社会化されてしまうべきであり、それは本人にとっても良い事だ、というのが古典的な人間性のテーゼで、その枠からこの作品がはみだしているとは言えないと思います。

『グリーングリーン』特番
 中山は腹くくってたから平気だったし、満仲の時はもう麻痺してたんだけど、藤巻で傷ついた。イノセントがドロドロですよ! もうイノセントじゃないですよ!
 そりゃあ沢城だってスカート短くするっちゅうねん! 
沢城よりも佐和にしろ! 妊婦!
 言い換えますとムトウ監督やしいちお見るかー。でもやだなーなんか。

7月6日(日)  呼びかけがあります。
 佐藤さんへ
 DALさんへ
 観音遊歌さんへ
 いやもうホント更新遅くてゴメンなさい。

 トルコ代表のバシュトゥルクが森嶋よりアンタッチャブル山崎に似ているというのは俺がW杯当時から主張していた事であり、その頃には山崎を知ってる奴(具体的にはこいつ)はW杯を見ていない、W杯を見てる奴(主にこいつとかSSAチャットの面々)は山崎を知らない、という二重の無理解に晒されていたのだ。
 そんな俺の辛さも知らずイソターネットで共感を得ているこいつが憎い。ていうかソファより先に蛍光灯入れろ。

 元長コラム。
 本題じゃないとこにそれだけで評論一本書けそうなネタが書いてあるのが毎度毎度もったいない。今回のだと演劇のくだりとか。
 それはそうと、これ、『ジョーカー』のレビューではないですか『カーニバル』じゃなくて。
 清涼院を語る固有の難しさって多分その辺なんですね。『コズミック』『ジョーカー』『カーニバル』は同一線上に乗っているにも関わらず微妙なずれがあって、だから切り口をちょっと間違えるとお題であるはずの作品についての議論ではなくなってしまう。
 便利なので主題論と技術論、という切り口も件のコラムから借り出してミステリ論としてJDC三部作を捉えると、ミステリの主題論を延々展開してるのが『コズミック』、ミステリの技術論をメインでやってるのが『ジョーカー』、でその先でなんだかよくわからないところに届いてしまったのが『カーニバル』になるのではないか、と思う。ので、ミステリの技術論中心の今回のコラムは題名に反して『ジョーカー』論だと思うのですよ。
 ミステリファンは『ジョーカー』が好き、SFファンは『コズミック』が好き、というのは分かるんだけど『カーニバル』ってあれはどんな人が好きな何なんだろう?

『HAPPY☆LESSON ADVANCE』
 前作にはやや届かないか。いや、前作も第一話は結構どうかって感じだったけど。
 たぁだ。ながつき絡めてむつき中心にキャラクターの関係を再編する時。前提として否定されていたはずのむつきのヒロイン性=攻略可能性が浮上せざるをえないわけで。
 そうなるとアンチ百合方向=チトセ×むつき路線に振られる可能性が大きかないでつか?>はじめさんとか

7月5日(土)  凄い!
 ハクビシンみちった。ここで。
 こっちに背中を向けていて、最初猫かと思ったんだけどなんか走り方とか全然違くて、どうにもすごく胴が長くて足が短い、ちょっと見たことのない体型。前に回りこんで顔を見てやれ、と思ったけれど自転車に引けをとらないスピードで走り去られてしまいました。
 顔は見てないけど、絶対あれはハクビシンだと思います。

ジェイムズ・ティプトリーJr.
「そして目覚めると、わたしはこの肌寒い丘にいた」
「ビームしておくれ、ふるさとへ」
 これで大体ティプトリーの名編って呼ばれる奴はカバーしたわけですよ。もうイッパシのティプトリー専門家。鳥居定夫Jr.って名乗っちゃうぞ(嘘)。
 ティプトリーのヘタレな逃避的性向が良く分かった。
 なるほどここから逃げ切れないで自決する「たったひとつ〜」まではまあ、薄紙一枚やな。
 やっぱりティプトリーってオタ的感傷を剥き出しにしてくるか生物学的な事実性で文学的人間性幻想を解体するかしかしないのね。
 なんつーか・・・退屈。30年前のエッヂだよな、正直。
 現実なんかに現抜かしてねえで夢見ろよ、もっと。

『D.C.ダ・カーポ』
 ほえー。宮崎なぎさなのか。
 第二作がこれか。第一作(リピュアキャラクターズね)が作画頼りだったことがよくわかる。
 えっと、いつものガンジスクオリティ。
 恐らくは相当そのまま使われているであろうエロゲ的なコジャレっぽい饒舌なシナリオってアニメと相性悪いんやなあ。原作のテキストを流用したがるのはこの監督のなにかでしょう、きっと。いやわかんねえけど。
 もしそうだとした時のキャラクターズの宮崎なぎさ当番回があの鞠絵であるところから活字親和的な文学少女監督の像が仄見えて萌えます。
 原作に逆に興味が沸いてきた。
 あとはまあ学園ですか現代における学園空間の成立の余地ですか。『マリみて』の部室性とか『ブギーポップ』の非教室性とか?

7月4日(金)  ネタがない
ときゃ野球ネタ。

 これ。
 松井稼頭央ってのは確かに外野で見てみたい選手ではあります。あの足、そしてあの肩。イチローばりのレーザービームは確実に見せてくれるはずだとは思う。
 でも、ねえ。プロの一線級で五年以上もレギュラー張ってきたショートだから当然下半身には爆弾抱えてるわけですよ。センターは危ないんじゃないかな。
 あと、二岡サードはますます分からん。二岡のほうが全然堅実なのに。ファンタスティックなプレーで魅せる松井の方がサードには向いてるでしょう。
 球界で最もファンタジーなショート(大暴投付き)ってでも、やっぱ微妙に二の足三の足を踏ませはしないかね?
 ま、メジャーへ行くでしょうけど。ちなみにカブと松井の流出については西武ファンは全員覚悟完了です。残ってくれたらもうけもの、くらいで。
 松井が巨人へ行った場合
8or6松井
6or5二岡
9高橋
3ペタジーニ
4元木
5or8斎藤
7清水
2阿部
 とかになるのかしら。左ばっかりやな。

その時西武は
6平尾
9小関
3後藤武
7和田
5マクレーン
8大友orDH柴田
DH新外人(当然スカ)or8佐藤
2細川
4高木浩
 とかいう貧打線を組んでいる事でしょう。六番七番は一年固定できずに苦しみ続けます。後藤は打率そこそこも長打が出ず、マックの打率は例によってビミョーンなカンジで。大島・赤田あたりがブレイクしてくれんもんかなあ。あと鳥谷。
 それはそうと松井が巨人に行く代わりに清原クビ切られないかなと密かに期待していたり。清原は欲しい選手ですね、カブの後釜として。DHのあるパならまだまだやれるはず。いやカブがそもそもキヨの後釜だったんだけど。
追記;大島そろそろ来そうやね。今日三安打。(2003.7.5)

7月3日(木)  恋愛頭脳
 良く出来てます。
 適当にやっていては採点基準が掴めない。
 一つの判定に複数の選択肢が反映され、一つの選択肢が複数の判定に反映される。
 漏れとの相性診断は広大なネットウェイのどこかにありますそれでは好きだからサヨウナラ。
 いやまあDALさんとこだけど。

7月2日(水)  まぎらわしく
中西退団。ビビるて、そりゃ。
 今更中西―TOA戦なんですが。
 多分TOAが誰もの予想を超えて強すぎたのだと思います。
 今回の中西の惨敗で得をしたのはTOA一人なわけですよ。ハクつけようとしてるだけなのが明白な、一応ネームバリューのあるレスラーに格闘技側の興行主が謎の外人を宛がうってのは、いい勝負をしてもらいたいって事であって、それならばどっちが勝つにしてもレスラー、外人、興行主全員が得をするわけです。最悪、外人に瞬殺されて欲しい。レスラーの団体との次につなげ易いから。
 それはヤオとかガチとか言う事ではない。それぞれの選手の実力を見極めてマッチメイクするという、ただそれだけの事であり、責められる義理ではまるでない。
 中西がまともな試合をするつもりがない事、フライ―高山戦ばりの男らしい殴り合いでもしてお茶を濁すつもりだった事は明白だった。だから、そんな展開にさえなれば中西を瞬殺できる本当のトップファイターはぶつけられない。かと言って二流選手では失礼に当たる。そこで謎の外人という選択肢はかなりありだったと思うのです。
 誰もまさかその謎の外人が少なくとも威力だけはトップファイター並みのパンチを持っているとは思わなかっただけの話で。

 ていうかK-1参戦してるレスラーって村浜が凄い頑張ってるんだけどにゃあ。褒めてあげようぜ、もっと。

7月1日(火)  姉、ちゃんとしまくり
 良いです。

 一つ、注意を喚起しておけば、本当に姉らしい姉の出てくるゲームであって、姉弟としての幸せを追求したいタイプの人以外にはあまりおすすめできません。
 年上のお姉さんにあんなこんな、とかそういうのがやりたいんなら『ドキドキお姉さん』を待った方が多分良い。ただ甘やかされたいんなら『おねきゅー』だろうしね。
 そもそも言ってしまえば姉萌えってリアル姉持ちでもなければたどり着くのが難しい境地ではあると思います。いや、ただの年上好きとは違って、お姉ちゃんたちのちょっとした言動に姉らしさを感じて後ろめたがったり幸せになったりとかはやっぱリアル姉弟体験がある方が味わいやすかろうと。

・雛乃姉さんについて
 年長者としての自覚が節々に見受けられて良いです。とてもお姉さんらしい。ものくれる,しかる,人なところとか。
 彼女は十分立派なお姉さんなのだけれど、まだ自分は十分じゃないと思っていて、で努力を怠らない。そういうのがまさしく人間としての立派さなのですね。

・要芽お姉様について
 リアル姉に一番似てる。
 結 局 ト ラ ウ マ かとか言いたい気持ちも無きにしもあらずではある。
 祥子さまを連想した、とか書くと怒られるのかしら。

・瀬芦里ねぇねぇについて
 情の濃い北欧の地雷女。こう書くとなにかポリティカリイにアンコレクトなカンジすんな。
 この二番目と三番目の姉はちょっと怖いです。

・巴姉について
 姉としては良く分からない人だけれど、いい人には違いあるまい。応援してあげたい。

・高嶺姉貴について
 子供だねえ。
 ある種の頭のよさとある種の成熟は相互に背反するという、いい事例で、気持ちは分かるがやっぱ世間的にはバカっていうでしょ、こういう人は。例によって例のごとく、俺もだ。いやこんなには頭良くないけど。

・海お姉ちゃんについて
 末っ娘らしい。あんまりに末っ娘らしくてお姉ちゃんぶる、というわざとらしさに時折不安になる。まあつまりお姉ちゃんぶりたい気持ち―空也への愛情って言ってもいいけど―が末っ娘らしいわがままさを上回っている限りにおいてこの人はどこまでも優しいけれど、それが永続する保証って言うのを見出しにくい。ていうのはにもかかわらず空也が彼女の弟であるって事実以外に彼女がそう振舞う根拠がないからで、恋人にはなれそうもない。あんなに体を重ねたのに。
 空也のために全部とっておいた、というお姉ちゃんにはだからちょっと納得的でないものを感じます。

追記;7月 7日(月)01時17分08秒 のやまうちさんの書き込み
 そう、よりにもよってインターハートからってのは確かに驚きでした。
 インターハートだ地雷は覚悟、と思い決めて買ったんだったな、そういや俺も。




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